認定看護師・専門士

 

感染管理認定看護師

冨島看護師

冨島看護師

1.目指したきっかけは?

20年ほど前に感染管理認定看護師が制定されたときに感染対策委員会に所属していて、何度か感染管理認定看護師の講義を聞くうち、自分も感染対策に興味をもち、職種横断的に活躍したいと思い目指しました。

2.現在の仕事内容
  1. ①新人看護師や新入職者のB型肝炎予防接種や流行性ウィルス疾患、職員の職業関連感染の予防、職員の感染症に関する健診業務
  2. ②院内の感染に関する知識の向上に向けて職員に対する研修・教育
  3. ③医療関連感染の早期発見やアウトブレイクの予防
  4. ④感染対策マニュアルの整備や改訂
  5. ⑤感染に関する相談や指導(コンサルティング)
  6. ⑥空調設備や医療設備の整備や提案(ファシリティマネジメント)
  7. ⑦感染拡大予防に関する啓発(季節性に流行する疾患の予防啓発など)

などほかにもたくさんありますが、専門的な知識と技術を用いて、患者さま・来訪者・医療従事者・施設・環境を対象に、感染に対するリスクを最小限に抑えるために、正しくかつ効率的な感染管理を計画、実施、評価し提供するサービスの質の向上を図るといった重要な責任をもって活動しています。

3.今後の目標

患者さまや患者家族、来訪者・医療従事者が自ら感染の予防行動がとれるような働きかけや、専門家としての知識を病院に関連する人に還元していきたい。

また、地域の老人福祉施設や保育園、小学校などにもワンヘルスとしてや、地域包括ケアシステムの取り組みとして感染に関する知識、在宅でできる感染予防や技術の提案などをしていきたい。