整形外科
医師紹介
高北 久嗣
たかぎた ひさつぐ

資格
- 整形外科専門医
- リウマチ認定医(日本整形外科学会)
- 運動器リハビリテーション認定医(日本整形外科学会)
所属学会
- 日本整形外科学会
- 中部日本整形外科災害外科学会
- 日本整形外傷学会
- 日本人工関節学会
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本リウマチ学会
得意分野
人工関節(主に膝と股関節) 四肢骨折治療
一言
前任と異なり脊椎の手術は出来ませんが、膝・股関節の人工関節を希望される患者様が受診いただけるならnavigationを用いた、より精度の高い手術を提供出来るものと考えています。また整形外科といえば怪我(外傷)ですが、そちらに対しても可能な範囲で全力で取り組む所存です。治療が上手くいった際の患者様の笑顔と「有り難う」の一言。 これが私の整形外科医を続けるうえで最大のmotivationです。
樋口 聖也
ひぐち せいや

資格
所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本リウマチ学会
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本股関節学会
得意分野
外傷全般
一言
患者さんに寄り添い、良好な関係を築き、地域医療に貢献できるように日々精進していきます。
診療科紹介
整形外科では、骨、関節、筋肉、靭帯、脊椎脊髄、末梢神経などの運動器官の病気や怪我を治療対象としています。運動器機能が障害されると運動能力の低下、歩行能力の低下、高齢者であれば寝たきりの原因となります。
平成28年国民生活基礎調査の結果によると、日本人の平均寿命は男性が81歳、女性は87歳と世界第2位の長寿国となっています。
それに対して介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」は男性が72歳、女性は75歳であったと発表されています。したがって男性は9年間、女性は12年間は何らかの介護を要する身体状態になっていることが分かりました。
介護が必要となった主な原因として、関節疾患や骨折が多くなっており、要介護状態を防ぐために今後も整形外科の関与が重要になると考えられます。
当院整形外科では積極的に急性期治療を行っています。回復期リハビリテーション病棟を併設しているため急性期治療が終了した後も十分なリハビリテーションを行い、身体能力が向上してから日常生活に復帰することが期待できます。(厚生労働省により対象となる疾患や期間が決められているため全員が回復期リハビリテーション病棟を利用できるわけではありません。)
診療内容
外傷
転倒、転落、スポーツ、事故などによる四肢、体幹の骨折や靭帯損傷などの治療を行っています。外傷の状態により保存療法や手術療法を選択して治療を行っています。
脊椎脊髄疾患
手足がしびれる、手足がぴりぴりと痛む、歩きにくくなってきた、背中が曲がってきた、ボタンがはめにくい、字が書きにくい、力が入りにくいなどの症状は脊椎脊髄疾患が原因である可能性があります。当院では脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医が在籍しており、 診察や検査にて原因を究明し、保存療法、手術療法を組み合わせて適切な治療を提供できるように心がけております。
手術では顕微鏡を用いた低侵襲手術から最新の技術を採り入れた脊椎除圧固定術、脊柱変形矯正術、また椎体骨折に対する経皮的椎体
形成術、椎体置換による脊柱再建術など幅広く対応しております。
関節疾患
加齢に伴う変形性関節症に対して、患者さまの病態とご希望に沿って、薬物療法、関節注射、理学療法、装具療法、手術療法などの治療法を選択して行っています。最近では十分な保存療法を行っても関節痛が改善しない患者さまは人工関節を希望される方が増えています。
骨粗鬆症
女性は50歳以上の4人に1人は骨粗鬆症になっていると言われており、その危険性は加齢と共に増加します。骨粗鬆症によって骨が脆くなると、ちょっとした怪我で骨折したり、何もしていないのに骨折をする「いつの間にか骨折」を来たし入院や手術が必要となることもあります。
当院では最新のGE社製骨密度計を導入しており診断、治療効果判定に用いております。「最近、背中が曲がってきた」 「骨が縮んできた」「腰が痛くなってきた」これらの症状は骨折が潜んでいる可能性がありますので受診をお勧めします。
当院を受診される方へ
当院では予約診療を基本としております。患者さまの待ち時間短縮のために最善の努力をしておりますが、患者さまの多い日は初診の方の待ち時間が長くなることが予想されます。お時間には余裕をもって受診いただきますようにお願いします。