認定看護師・専門士

当院で活躍しているスペシャリストの紹介

認知症看護認定看護師2名
感染管理認定看護師1名
回復期学会認定看護師1名
慢性腎臓病療養指導看護師1名
フットケア指導士1名
糖尿病療養指導士1名
がん化学療法看護認定看護師1名

認定看護師からのメッセージ

認知症看護認定看護師

認知症ケアチームの活動

 認知症の方は自分の思いを十分に表出することができず、緊急入院やと治療、周囲の環境などによって症状が悪化することがあります。認知症者の行動は、時には周囲の方々が理解するには難しいと感じることがあると思います。しかし、その行動一つひとつには「家に帰りたい」「トイレに行きたい」「この場所が不安」などすべてに理由があります。その方が大切にしてきた価値観や信念、生活習慣などは変わることはありません。
 急性期病院では認知症の経過を考慮しながら、急性期疾患の対応が求められますが、患者さまの不安や気持ちに寄り添い、「その人らしさ」を大切に考え、尊重されるようなケアが提供できるチームで関わっています。認知症であることは、特別なことではありません。認知症であっても安心して治療が受けられるように環境を整え、患者さまやご家族、ケア提供者が互いに笑顔になれるように活動していきたいと思っています。

感染管理認定看護師

【活動状況】

  • 新人看護師や新入職者のB型肝炎予防接種や流行性ウィルス疾患、職員の職業関連感染の予防、職員の感染症に関する健診業務
  • 院内の感染に関する知識の向上に向けて職員に対する研修・教育
  • 医療関連感染の早期発見やアウトブレイクの予防
  • 感染対策マニュアルの整備や改訂
  • 感染に関する相談や指導(コンサルティング)
  • 空調設備や医療設備の整備や提案(ファシリティマネジメント)
  • 感染拡大予防に関する啓発(季節性に流行する疾患の予防啓発など)

などほかにもたくさんありますが、専門的な知識と技術を用いて、患者さま・来訪者・医療従事者・施設・環境を対象に、感染に対するリスクを最小限に抑えるために、正しくかつ効率的な感染管理を計画、実施、評価し提供するサービスの質の向上を図るといった重要な責任をもって活動しています。

【今後の目標】

患者さまや患者家族、来訪者・医療従事者が自ら感染の予防行動がとれるような働きかけや、専門家としての知識を病院に関連する人に還元していきたいと思っています。
また、地域の老人福祉施設や保育園、小学校などにもワンヘルスとしてや、地域包括ケアシステムの取り組みとして感染に関する知識、在宅でできる感染予防や技術の提案などもしていきたいと思っています。

などほかにもたくさんありますが、専門的な知識と技術を用いて、患者さま・来訪者・医療従事者・施設・環境を対象に、感染に対するリスクを最小限に抑えるために、正しくかつ効率的な感染管理を計画、実施、評価し提供するサービスの質の向上を図るといった重要な責任をもって活動しています。

がん化学療法看護認定看護師

【活動状況】

近年がん治療は外来にて行われるよう変化しています。そのため、患者さんとご家族にとって確実・安全・安楽に化学療法が継続できるように病棟と外来の継続看護の強化、副作用に対応できるようセルフケア教育の実践など、看護を提供できるように日々努力しています。
がん治療では、インフォームドコンセント、治療とその副作用、症状緩和、療養などたくさんの課題があります。そのような課題に直面している患者さん、ご家族、看護師をサポートします。
また、病気、治療や副作用、今後の治療の方向性、療養生活、がん治療への迷いや悩みについて、患者さんやご家族に向けてがん看護外来を行っています。

【今後の目標】

がん化学療法看護師としての活動は、まだまだ発展途上です。これからも、がん患者さま、ご家族、看護師など医療スタッフの良きサポーターとなれるよう努力していきます。

回復期学会認定看護師

【活動状況】

回復期リハビリテーション病棟は、多職種と協働してADLの向上、寝たきり予防、患者さまに応じた家庭復帰を目標として活動しています。看護は、日常生活行動の獲得ができるように関わ

【今後の目標】

患者さまにより多く関わり、今後の生活に向けたリハビリテーション看護の視点を認定看護師としてスタッフに指導し、患者さまに安心して生活の場に戻っていただけるようにしていきたいと日々取り組んでいます。